このツイートが高名な先生からもお褒めいただいてしまい恐縮しているのですが、いや本当に江戸諸藩は色々な経済政策をやっているのですよ(失敗も成功も多い)。いま、気合を入れてひたすら調べているところです。 なお、相良藩というのは遠州相良藩で田沼意次公の藩です。肥後相良人吉藩ではないです。「中国人爆買い目当て」というのは当時の中華料理に使う食材を田沼公が老中時代に長崎で売ったことをいう。当時の中国は空前の美食ブームで、フカヒレやらアワビやらを爆買いしていたんですね。銅の地金も買いまくったようだが、なんと爆買いで船が重くなりすぎて出港できなかった(!)こともあるというから、昔から中国の購買力はすごかった。これも確か指摘していた論文があったはず。江戸時代の諸藩の経済政策を見ると、増税派(二本松藩丹羽家)・公共事業一本槍→リフレ一本足打法(仙台藩)・デフレ一本足(白河藩)・ふるさと納税(天童藩)・ビックデータ活用(相馬藩)・中国人爆買い目当て(相良藩)と中々バラエティに富んでいる。というか大抵のことはやってる
— すんすけ(松平俊介) (@tyuusyo) 2016年5月12日
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